「ここしかない。ここに行ったらどうにかなる!」と弥生カレッジに入り、3日目で落ちこぼれ、落ち込んだ時期もあったK.Kさんが修了し、2か月足らずで希望の事務職就職!
(CMC) K.Kさん、事務職での内定、おめでとうございます!
( K.K ) ありがとうございます。
(CMC) K.Kさんは10月16日に入校し、2月14日が修了の4か月コースでしたね。修了して2か月足らずで希望の事務職で内定いただけたということですが、どのような就職活動をされたのですか?
( K.K ) 修了して定期券が残っている1週間で、紹介会社への登録やハローワークの個別支援などいろいろな支援に足を運びました。 その後、個別支援を申し込んでいたハローワークは2か所だったのですが、定期が切れてからは自宅から近いほうのハローワークだけに絞って週に1度の面談に通いました。アドバイザーから週に3社応募するようにとアドバイスいただいたのですが応募できるところはそれ程ありませんでした。
(CMC) 具体的にどのようなところを探していたのですか?
( K.K ) 年齢的に最後の転職にしたかったので安定、成長、応募年齢などをチェックしていましたが、具体的には設立年度、資本金、業種などです。そして7社目でやっと面接の案内をいただきました。その求人を応募締切の前日に見つけ、ハローワークのアドバイザーが「明日持参しますのでお願いします」と電話を入れてくださったので急いで応募書類を作成し総務課へ持参しました。 すごく面接が苦手で嫌だったのですがアドバイザーに「相手にされなくても練習になるから」と励まされて向かいました。結果的には、練習のつもりで伺ったところから内定をいただき信じられませんでした。
(CMC) すごいフットワークでチャンスをつかまれたのですね! それでは、遡って弥生カレッジに入校したきっかけを教えてください。
( K.K ) 私は学校を卒業しメーカーのお客様相談窓口で商品説明やクレーム対応など接客の基本や社内の他部署との連携の大切さを学びました。そして4年後、じっくりコツコツと積み上げる「ものづくり」に興味があったので、“拘りのものづくり”をしている会社に転職しました。
(CMC) 面白いチャレンジでしたね。どのようなお仕事をされていたのですか?
( K.K ) 舞台道具、飾り付け、資料作り、在庫管理、役者さんやスタッフの打合せなどです。一見華やかな世界ですが、裏方として舞台の成功のためにチームプレイの大切さや臨機応変に自分の役割を果たし行動するよう努めました。12年勤めたのですが、かなりハードな仕事でもあったので将来のことを考えキャリアチェンジを決意しハローワークに足を運びました。
(CMC) 事務職の求人を探されたのですね?
( K.K ) はい。私は地元のハローワーク相談窓口で「今更ですが事務職で就職するためにはどうすればいいのでしょうか?」と何度も相談したのですが「40代で、事務職から離れていたし・・・難しいですね。介護職などはどうですか」と、全然私の期待するアドバイスを貰えませんでした。 そこで、違う人のアドバイスが聞きたいと思い、別のハローワークに行ってみました。アドバイザーが「弥生カレッジCMCは厳しいけれど、本気で事務職の転職を考えているのなら必要なスキルがたくさん身に付くと、評判のいい学校ですよ」と紹介してもらいました。 そしてCMCに決めた1番の理由は「就職率が高く、これはすごい実績です」と教えていただいたことです。難しいと聞いても 私も挑戦したくなりました。 「数字が好きなわけでも、経理がしたいわけでもないけれど、ここしかない。ここに行ったらどうにかなる!入れるかどうかわからないけど受験してみよう!」と応募しました。
(CMC) そうだったのですね。では、入校されていかがでしたか?
( K.K ) 簿記3級の授業がスタートして、3日目で落ちこぼれました(笑) 11月の試験の締切が入校してすぐだったので簿記の試験についてわからないまま、3級を申し込んでいたのです。でも、試験前でも全然わからなくて・・・本屋さんに立ち寄り「3日で受かる簿記3級」(?)のような本を手に取り、購入こそしませんでしたがタイトルに励まされ帰りました。 試験直前は仕訳だけ集中的に復習し、当日は「次回のために受けておこう」と自分に言い聞かせて臨みました。案の定、試験の後ろのほうは全然書けませんでした。 ところが、なぜか合格したのです。もう何かの間違いじゃないかと信じられませんでしたが本当だったのです(笑)
(CMC) あきらめないことって大切ですね~。その後はいかがでしたか?
( K.K ) 2級の授業はぜんぜんついていけず落ち込んだ時期もありましたが、もともと経理職を目指していたのではなく「事務職」を目指していたことを思い出し割り切りました(笑) なんといっても学校生活は楽しく心強い仲間もいて、本来の目的を見失わずに済みました。 そして簿記以外の学習には集中しましたしパソコンスキルは必須なので頑張りました。
(CMC) 学校はどういうところが楽しかったですか?
( K.K ) 同年代の仲間と情報交換できたのは楽しかったです。悩みを共有できるのは心強かったですし、いろんな経験談も聞かせてもらいました。 また、授業内容は、私には難しかったけれど、新しい知識を身につけるチャンスがもらえたこと。 学ぶ楽しさを思い出してクラスメートや先生、スタッフの方々にたくさん励ましてもらって 素直に安心して頑張れたことです。 そして、結果として就職につながったことです。
(CMC) キャリア面談では、「私にはどんな仕事が向いているのでしょうか」と、ず~っと迷われていましたよね。 その時に、『とにかくどうしたら採用されるかと相手に合わせることより、「ユニークな経験のあるあなただからこそ」と言ってもらえるところを探しましょう。』とアドバイスしたのを覚えています。
( K.K ) そうでしたね。とにかくず~っと迷っていました。 それでも、職務経歴書には一生懸命に考えた志望動機を書き上げました。でも面接では、頭が真っ白になり志望動機も「クチパク状態」で言葉にならず、面接官が失笑されていました。
(CMC) それでも内定いただけたということは、違った点が評価されたのですよね(笑) ほかにはどのような質問がありましたか。
( K.K ) 「現場のかたからのいろいろな電話での問い合わせに対応できますか」というものでした。 私はお客様相談室での経験があったので、「大丈夫です」と、その点は自信をもってお答えしました。
(CMC) きっと今回の求人では対応力が一番必要なスキルだったのでしょうね。 その点について自信を持たれていたのは面接官に安心感を与えられたのではないでしょうか。 それでは、いよいよ希望のお仕事が決まった今のお気持ちをお聞かせください。
( K.K ) 久しぶりに働くので飛ばし過ぎて息切れしないよう、継続を目指して「とりあえず、がんばってみよう」と思っています。
(CMC) 10年後の自分はどうありたいですか?
( K.K ) 仕事はしんどいものだし、一生懸命するのはあたりまえです。 でも、職場のみなさんが楽しく頑張れるような職場環境をつくる「名サポーター」を目指します!
(CMC) 最後に、K.Kさんのあとに続く方たちに何かメッセージをお願いします。
( K.K ) 先生たちが、よく聞かせてくださった、卒業生の成功した話とか、資格取得によって経理職にチャレンジする話、事務所スタッフの方々のあたたかい笑顔、その他 たくさんの応援をいただいていつも背中を押してもらっていたように思います。 学校でいろんな仲間と出会い、前向きななれるきっかけをたくさんいただきました。 ぜひ自分から出会いを求めていくことをお勧めします! みなさんもがんばってください。
(CMC) これからも新しい出会いが楽しみですね。ありがとうございました。
※敬称略させていただいてます