45歳では正社員での就職は無理と思い選択肢にさえなかったY.Kさん。会計事務所に正社員での内定を獲得したその秘訣とは!
(CMC)
Y.Kさん、会計事務所に正社員での内定おめでとうございます。簿記の講座が修了したばかりの就職活動での内定ですから、すごいスピードでしたね。
(Y.Kさん)
ありがとうございます。自分でもびっくりしています。
(CMC)
まだ弥生会計の講座がスタートする前でしたし45歳では正社員では無理だと思ってたそうですね。
(Y.Kさん)
そうなんです。初めてのキャリア・コンサルティングを受けるまでパート求人しか見ていませんでした。友人や周りのかたも「40代で正社員は難しい」という話ばかりだったので。
でも、キャリア・コンサルティングで「正社員も狙えると思いますよ。パートに絞らず両方で狙っていけばいいのでは」とお聞きして「正社員で狙っていいんだ!」と目から鱗でした。
それから面接に備えてスーツを買いに行ったりと、だんだんその気になっていきました。
(CMC)
そして就職活動をスタートして応募した2社目で内定をいただいたのはすごいですね。
(Y.Kさん)
はい。あまりにトントン拍子に決まったので、自分でも驚いています。キャリア・コンサルティングのあと、早速ハローワークに立ち寄って求人検索をしてみました。そして窓口で相談したら、もう紹介状を用意してくださったのです。
初めての経験だったので「こんなシステムなんだ」と驚いたり感心したり・・。勢いで応募してみました。1件目の結果はさすがに駄目だったのですが、応募してみて就職活動の進め方がわかって良かったと思います。
それから、たまたまWEB求人で自宅近くの会計事務所の求人を見つけたので「応募したい!」と思い、家の近所の会計事務所は2度と出ない求人かも知れないので「ダメ元」で書類を送付しました。
(CMC)
まだ、簿記の授業が終ったばかりで弥生会計も触っていなかった時期でしたからね。
(Y.Kさん)
次に面接の案内を貰い、慌ててキャリア・コンサルティングの予約を入れ面接対策をお願いしました。
(CMC)
とにかく肝心の経理実務の授業に入っていなかったので、「これから実務に役立つ訓練内容に
なっているので出社日はそれが終わってからでお願いしたいと伝えましょう!」と作戦を練りましたね(笑)面接ではどういうタイミングでそのことを伝えたのですか?
(Y.Kさん)
それが、面接のなかでは伝えるタイミングがなかったので、最後に自分から「訓練受講中ですのでできれば11月出社を希望します」とお伝えしました。先生とのシミュレーションどおりですが厚かましく2か月も待ってほしいとお願いしてみました。
そのときは「今回は応募者がたくさんなので・・・」と仰ったので「だめかなぁ」と思っていました。
(CMC)
応募者が多かったそうですが、翌日には内定の連絡をいただけたのですね。
どのような点が評価されたと感じますか。
(Y.Kさん)
自分でもわからないです(笑)パソコンはある程度使えますが、とにかく経理が初めてなのでどうして採用していただけたのか。
(CMC)
きっと全体的なお人柄でしょうね。それから「きっとこの人なら、しっかり学んで来てくれるだろう」と期待されたのでしょうね。面接試験の内容について教えてくださいますか。
(Y.Kさん)
はい。応募書類は履歴書だけだったのですが、試験の当日応募シートに細かくいろんなことを記入しました。そのシートを確認しながらの面接でした。
志望動機、長所、短所など職務経歴書をしっかり作成していたので書くことができましたが、その経験がないとちゃんと書けなかったと思います。
(CMC)
それでは、Y.Kさんは、簿記3級を事前に持っていらっしゃいましたが、弥生カレッジCMCの訓練を受けようと思ったのはなぜですか?
(Y.Kさん)
前職はパソコンのインストラクターとして週に3,4日働いていました。フルタイムで働くならインストラクターより、事務職のほうがいいと感じていたのでハローワークの求人検索を見ていました。その時にたまたま職業訓練を知り、問い合わせをして申し込み手続きに行きました。
そして、事務職なら経理などの知識があったほうがいいだろうと思って、簿記を学びなおそうと思ったのです。
自宅から近い梅田の他校と比較したのですが、2級まで学べるのと社会保険などもありカリキュラムの充実度でCMCを選びました。簿記3級は25年前に取得していましたが、実務では活かしていなかったので履歴書にも書けませんでした。
どうせならハードくらいの方がいいと意欲高く入校したものの、いざ講座が始まってみると、びっくりするほどわかりませんでした(笑)
ですから、就活も早く初めて就職退校したいと思いました。
(CMC)
そして、早く内定をいただいた訳ですが、すぐには退校されなかったのですね。
(Y.Kさん)
はい。社会保険など、この機会を逃すと学べない内容なので、しっかり受講しておきたいと思いました。
(CMC)
それでは、CMCでの学校生活はいかがでしたか。
(Y.Kさん)
新鮮でした。普段のお付き合いは同世代のかたばかりになりますよね。
CMCでは自分の子供に近い若い人たちが、資格に向かって頑張っている姿に刺激され「今、このムードに乗っかって、やらなきゃ!」と勉強するモードになれました。自分のなかにそのようなエネルギーがあることを発見したのも嬉しかったですね。
また、前職のインストラクター時代はわからないことも、ひとりで解決しなければいけませんでしたから、教えていただける環境はありがたかったです。
(CMC)
就職支援の講座はいかがでしたか。
(Y.Kさん)
これまでのキャリアを棚卸したキャリアシートの作成は、自分をあらゆる角度から見直す作業で難しかったです。
でも、長所についての説明で「自分にはあたりまえなことが、他人から見たら長所であることもある」というのは、「そうなんだ」と目から鱗でした。
このような作業をしていたおかげで、面接時の応募シートを書くことができました。
また、就職活動に関しては支援体制が整っており、すぐに質問に行けたので心強かったです。
ひとりで就職活動をしているのではないと、支えになっていただけたので感謝しています。
(CMC)
「キャリア伝言メモ」も使って、上手にキャリア支援体制をフルに活用していただきました。
それから、訓練中にご家族との会話がすごく増えたそうですね。
(Y.Kさん)
私が必死で会計ソフトの試験勉強をしていたときは主人が家事を手伝ってくれたり、家族が応援してくれました。
就職支援のEQの講座で、自分のコミュニケーション力の課題にも気づき、家族にも意識的に取り組んだことで、思春期の高二の娘との会話がすごく増えました。
ちょうど進路選択をする時期なので「自分が今まで頑張ってきたことやアピールしたいことをどう表現すればいいか」とCMCで教えていただいたことを活かして、娘にアドバイスしました。
(CMC)
そんなふうにも役立ったとは嬉しいですね!これからの目標はどのようなことですか。
(Y.Kさん)
早くお役に立てるよう頑張ろうと思っています。スキル面では「大丈夫かな~」と不安もありますが、経験から「どうにかなるさ」とも(笑)
(CMC)
それでは、これから就職を目指す同世代のみなさんへのメッセージをお願いします。
(Y.Kさん)
私もそうでしたが主婦をしていると、社会より家庭や子どもに意識が向かい、視野も狭くなりがちです。そして周囲にマイナス情報が溢れているので、そのなかに埋もれて不安になったりしますよね。
私は45歳では正社員での就職は無理と思い選択肢にさえなかったのですが、自分の考え方次第で同じ環境からでも受け止める情報は違ってくるのだと気づきました。
みなさんも視野を広げてがんばってください!(笑)
(CMC)
ありがとうございました。これからも、がんばってくださいね。
※敬称略させていただいてます
※本人のご希望で顔写真は似顔絵にさせていただいてます